【UI/UXユニット】ウェブデザイン技能検定1級合格への道②
こんにちは。SOMPOシステムズのデザイナーです。
ウェブデザイン技能検定1級合格への道①の記事を公開して、早いもので5ヶ月が経過しました。(前回の記事もぜひご覧ください✨)
前回の記事の中で「この記事は4回の連載を予定しております」と言っておきながら、すでに受験1ヵ月を切っております!!
noteの更新をせず、一体何をやっていたのか?
この間、我々は令和3年~5年の過去3回分の過去問を繰り返し解き、広すぎる出題範囲に絶望する傍ら、実技の対策も少しずつ着手していました!(決してサボっていたわけではありません🔥)
前回の記事でお伝えした通り、まずは学科を合格することができなければ実技を受ける機会もありません。
ただし、もし学科を受かったとしても、それから実技に着手していては絶対に間に合いません💦
ウェブデザイン技能検定2級もそうだったのですが、実技の問題は、まず「結局、何をすればよいのか?」を読み解くことにハードルがあります。
特に1級は回答例もあるわけではないですし、デザインや実装のスキルの前に国語力と想像力が問われます・・・。
このあたりをまとめている情報が少なかったので、受験を検討している方や、対策中!という方向けにまとめてみました!
実技問題って何が出題されるの?
まずはここからおさらいしてみましょう!
実技試験には以下の2種類があります。
1.ペーパー実技:60分
2.作業実技:180分
まとめてみたら、結構な長文になりましたので、
この記事ではまずはペーパー実技についてまとめたいと思います!!
ペーパー実技は何が出る?
ペーパー実技は、5つの課題から構成されており、全て、提示される「ウェブサイト提案依頼書(RFP)」に基づいて出題されます。
まずはRFPを読み解き、試験用の架空のウェブサイトに対する要件をしっかり洗い出し理解します!
課題1:ウェブサイトのワイヤーフレーム※を作成する。
RFPを読み、どんなサイトになるかのワイヤーフレーム※を手書きで起こします。フリーハンドで書くと汚くなりそうなので、定規を持参したいところですね!
※どこに何のコンテンツを配置するかを記載しただけの簡単な設計図。課題2:ウェブサイトのサイトマップを作成する
ページ間のリンク関係や階層構造を設計し、サイト全体の構造を示すサイトマップを作成します。課題3:ウェブサイトの持つ機能のフローチャートの作成
RFPを読み、サイトに流入してきたユーザーが目的(例:会員登録など)
を達成するまでのフローチャートの作成をします。
当社では、新人研修で一番最初に習うものなので(201x年当時…)、こうしたフローチャート記号を見ると、懐かしくなってしまいます。
課題4:DBのテーブルの正規化
ID、カテゴリ、値が入っただけの表があるので、それを3つのカテゴリにテーブル分けして、実際に表を書く、というものです。
「XXテーブル」という情報は提示があるので、その通りに作成すればOKです。ただ、必要なカラムや情報は、自分で追加する必要があるのがミソですね!課題3のフローを実現するのためには、このDBで充足しているのか?を判断できなければなりません!
課題5:レイアウト崩れの修正箇所の特定(机上)
レイアウト崩れを起こしているHTMLとCSSが紙で!配られるので、直すべき箇所を3ヶ所見つけて指摘するというものです。
・本来あるべき完成イメージ
・レイアウト崩れを起こしてしまっているイメージ
は、それぞれ問題文に提示がありますので、それを「紙で」見て修正します。
普通は、開発者ツールなどでどうなっているんだろう?とデバッグしながらやるものなので、紙で見ながらというのは、かなり自信がないですね。
課題5以外は、実務でも行っていることだとは思います。
ただし、課題1~5を全て60分のうちに完了させないといけないのは、かなりハードです!!!
ただペーパー実技では、毎年同じような傾向の問題が出ていますので(少なくとも直近3年間は)、学科の広くて深い出題範囲よりは、傾向を把握しトレーニングすれば、なんとかなるかもしれないとういう印象です。
問題は・・・作業実技ですね・・・😢
次回は作業実技についてまとめていきますので、そちらもぜひチェックしてみてください!!
では、また次の記事でお会いしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!