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新人研修の集大成 システム開発演習に密着!

こんにちは!
SOMPOシステムズ2024年度新入社員です!

今回は4月から行われてきた新人研修の集大成となる「システム開発演習」についてご紹介します!

※研修内容に関する過去の記事はこちら

※研修環境に関する記事はこちら


システム開発演習とは?

はじめに、システム開発演習についてご紹介します!

私たちは4月の入社以降、ビジネスマナーや報連相のやり方といった社会人としての基礎のほか、Webサイトを作るHTMLやJavaScript、システム開発に必要なプログラミング言語であるJavaやデータベースを操作するためのSQLなど、様々なプログラミング言語を研修で学んできました。

これまでの研修で学んだことを総動員し、1つのシステムを作り上げるのがシステム開発演習です。

約半月かけ、お客さまへのヒアリングから納品まで全て自分たちだけで行っていきます。
※お客さま役・上司役はそれぞれチームごとに違う講師が担当します。

システム開発演習の内容

システム開発演習は、大まかに「ヒアリング→設計→実装→テスト→納品」の順で進めていきます。

まずはヒアリングです。お客さまの要望を確認し、自分たちからも質問を行い認識を一致させてから、設計、実装、テストと進めていきます。

しかし、各チームによってお客さまは違うため、依頼される内容も様々。
セキュリティを強化してほしい、Webサイトのカラーは会社のテーマカラーに合わせて全体的に青にしてほしい、変わったものだとSNSと連携させたいなどなど‥‥。

お客さまからいただいた要望のうちどの要望なら叶えられるか、どのようなスケジュールで開発を行っていくかを自分たちで考え、上司に報告や相談をしながら効率的に進めていくことが重要なポイントです‥‥!

システム開発演習中の様子

システム開発演習では、お客さまの要望を確認するところから納品まで、全てを自分たちで行わなければならないため、チーム内で連携を取り、効率的にどんどん動いていくことが大切です!

システム開発演習の中盤頃には、演習を進める中で少しずつ見えてきた各メンバーの得意不得意を踏まえて、自分にできることを率先して進めていく様子が見られました☺

システム開発演習の感想

新入社員の仲間たちに、演習を終えての感想を聞いてみました!
まず演習の難易度については、このような結果に。

2024年度新入社員へのアンケート結果

約8割の方が難しかった・とても難しかったと回答。
私としても、お客さまの要望と納期に追われる難しい演習でした‥‥!

また全体を通しての感想については、様々な意見が見られました☺

Q.システム開発演習の感想を聞かせてください!

ドキュメントの作成や開発等、初めての経験が多く大変だったが、チームでの演習であったため楽しく終わることができた。

大変なことも多くありましたが、いい経験になったなと思います。また、技術不足やチームワークなど、自分の課題も見つけることができました。

今まで学習した知識を体系的に理解したり、体験したりする場としてとても有意義な時間でした。

研修を通じて、システム開発全体を実践的に学べました。特に、チームでの活動を通じて積極的に話し合うことで、最初は苦手だった対人スキルが伸びました。技術面では、設計から実装までの流れを経験することで、オブジェクト指向の考え方をより実践的に理解できるようになりました。個人的には技術が足りないと感じ、進捗についていくのが大変でした。

演習中はとにかく忙しく目が回るような日々でしたが、終わってみると楽しかったという意見が多く見られました!

私のチームも、設計段階の「お客さまの要望をシステムとして実装するにはどうするか」を考えてドキュメント化する作業に大変苦戦し、本来は2日間を予定していたのに対して結局5日間かかってしまったというハプニングもあり、常に納期に追われる期間となりました。

個人的に、エンジニアというと常にPCと向き合ってカタカタとコードを書いていくイメージがありましたが、実際にシステム開発演習期間を振り返ってみるとチームで相談しながらドキュメントを作成していく時間のほうが多かった印象です。

しかし、時間に余裕がない中でもチーム内でコミュニケーションを取り
協力したり分担したりしながら1つのシステムを完成させたことは
同期との距離も縮まり、技術的にも大変勉強になる濃い時間でした☺

アンケートの結果からも読み取れるように、とても難易度の高い課題でしたが、みんなで協力できたことが達成感に繋がりました!

また、今回の演習で楽しかったこと・大変だったこと・今回の演習で学べたことについても教えてもらいました!

Q.演習の中で楽しかったことは何ですか?

初めて扱うドキュメントを自分で説明し、上司や顧客から承認を頂けたこと。

チームのメンバーと力を合わせてレビューを通せたとき、とても面白かった。

上司への報告など今まで苦手だったことができるようになり、成長を感じることができたこと。

演習を通し、チームメンバーと協力して一つのシステムを開発し、実際に結合したシステムが動いた瞬間はチームとして何かを成し遂げる良い経験になり、達成感があり、何より楽しかった。

チームの仲間と一緒に作業するのがとても楽しかったです。みんなでアイデアを出し合い、問題を解決する中で、お互いの得意なところを活かすことができました。また、自分の作ったプログラムがうまく動いたときには、とても嬉しかったです。

Java、HTML、JavaEEを学ぶ期間とシステム開発演習が楽しかったです。
自分の中でのわからないことを整理して講師に質問したり、同じグループの人に質問・相談・協力しながら進めて、明らかにできることが増えていく感覚と、学んだことをシステム開発演習でよく発揮するときが楽しかったです。

Q.演習の中で大変だったことは何ですか?

・時間がない中で、多くのドキュメントを作成しなければならなかったこと
・プログラミングが難しかったこと

新機能を搭載したこと

スケジュール通りに作業を進めていくのが大変でした。納期厳守かつ使いやすいシステムを開発しなければならず、日々のタスクをこなすのが大変でした。

Q.演習の中で学べたことは何ですか?

どれだけ報連相をスピード感をもってできるかということ。些細なことでも、報連相をし、ぶれないようにしないと、進捗がどんどん遅れ取り返しがつかなくなる。

チームで何かをすることの楽しさや利点と難しさの両方を感じた。
また、技術の面でも多くのことを学ぶことができ、成長できたと感じる。

・システム開発にはチーム全員の協力が必要であるということ
・システム開発において大事なのは、実装の前段階のドキュメントを正しく作成することであるということ

Webアプリケーションの全体像を学ぶことができたことである。特に、クラス定義書やメソッド仕様書など、システムを構築するにあたる部品を一から考えて作成するのは難しかったが、良い経験になった。

1日1日、しっかりとその日のゴールを明確にすること。

また、私たち新入社員は約半年間の研修ののち、OJL(On the Job Learning:実際に業務を行い、業務への理解や技術を深めること)の一環として各部署へ仮配属となります。

システム開発演習を終えて技術的にも精神的にも成長した仲間たちに、OJLへの意気込みを聞いてみました。

Q.この後のOJLについて、意気込みを教えてください!

自分の強みを活かし、早く自分の力で仕事をこなせるようになっていきたい。

開発演習で身につけた力を存分に発揮し、いち早く一人前の戦力になれるよう努めたい。

研修で学んできたことを活かして、精いっぱいがんばります!

沢山のことを学び、OJLへの自信やモチベーションに繋がった演習でした!

こちらのnoteでは引き続きSOMPOシステムズでの研修や業務内容についてレポートしていきますので、今後もぜひご期待ください☆